デジタルスタンプラリーは、QRコードをスマホで読み取るだけで参加でき、紙のスタンプカードを準備する手間も少ない便利な仕組みです。
一方、子ども向けのイベントでは、こんな問題があります。
「参加する子ども全員がスマホを持っているわけではない」
特に、小学生が参加する地域イベント、子ども会、PTA行事、学園祭などでは、スマホを持っていない子どもも少なくありません。
では、子ども向けイベントではデジタルスタンプラリーを使えないのでしょうか。
そんなことはありません。
スマホを持っている人はデジタルで参加し、スマホを持っていない人には別の参加方法を用意することで、同じイベントに一緒に参加できます。
この記事では、その具体的な方法を紹介します。
子ども向けイベントで「スマホ必須」にすると困ること
大人向けのイベントなら、
- QRコードを見つける
- 自分のスマホで読み取る
- スタンプを集める
という方法でも、それほど問題になりません。
しかし、小学生などが参加するイベントでは事情が変わります。
たとえば、
- まだ自分のスマホを持っていない
- スマホは持っているが、イベントには持たせていない
- 兄弟で参加しているが、家族でスマホは1台しかない
- 保護者と一緒ではなく、子どもだけでイベントを回る
といったケースがあります。
そのため、
「参加するには1人1台のスマホが必要」
というルールにしてしまうと、それだけで参加できない子どもが出てしまう可能性があります。
せっかく誰でも楽しめるイベントを企画するなら、スマホの有無で参加できる・できないが決まってしまうのは避けたいところです。
方法1 保護者のスマホを使って一緒に参加する
もっとも簡単なのは、子ども自身がスマホを持っていなくても、保護者のスマホを使って参加する方法です。
親子で一緒に会場を回るイベントなら、
「QRコードを探すのは子ども、読み取るのは保護者」
という役割分担でも十分楽しめます。
特別な準備も必要ありません。
ただし、この方法には一つ問題があります。
兄弟や友達など、複数人がそれぞれ自分のスタンプを集めたい場合です。
1台のスマホで1人分しか参加状況を管理できない仕組みでは、
「兄は全部集めたけれど、弟はあと1個」
といった管理ができません。
そのため、家族で複数の子どもが参加するイベントでは、1台の端末で複数人参加できる仕組みがあると便利です。
方法2 スマホを持っている人と持っていない人で参加方法を分ける
もう一つの方法が、
デジタルスタンプラリーと、紙を使ったスタンプラリーを同時に開催する方法
です。
たとえば、
- スマホを持っている大人 → QRコードを読み取る
- スマホを持っていない子ども → 紙の用紙に記入する
という形です。
ここで必ずしも、昔ながらの「スタンプとインク」を準備する必要はありません。
QRコードを掲示する場所に、紙参加者向けのキーワードも一緒に表示しておけばよいからです。
「キーワード記入方式」ならスタンプ台も不要
たとえば、5か所を回るスタンプラリーを考えてみます。
各スポットに、
- スポット番号
- QRコード
- 紙参加者向けの文字
を掲示します。
例として、
| スポット | 紙参加者が見つける文字 |
|---|---|
| 1 | み |
| 2 | っ |
| 3 | け |
| 4 | た |
| 5 | よ |
としておきます。
スマホ参加者はQRコードを読み取ってスタンプを獲得します。
一方、スマホを持っていない子どもは、配布された用紙の「1」「2」「3」……の欄に、見つけた文字を書いていきます。
全部回ると、
「みっけたよ」
というキーワードが完成します。
ゴールでは、スマホ画面または完成した用紙をスタッフに見せてもらいます。
これなら、
- スタンプ台を準備しなくてよい
- インクで机や服が汚れない
- デジタル参加者と紙参加者で同じスポットを利用できる
- QRコードを読み取れない子どもも同じコースを楽しめる
というメリットがあります。
もちろん、文字をつなげて一つの言葉にする必要はありません。
各スポットに違うキーワードを設定し、それをすべて記入してもらうだけでもスタンプラリーとして成立します。
デジタルと紙を分けすぎないのがポイント
ここで重要なのは、
「デジタルスタンプラリー」と「紙のスタンプラリー」を別々のイベントとして考えないこと
です。
参加方法が違うだけで、
- 回る場所
- 探すもの
- ゴール
- 景品
- イベントの体験
は同じにできます。
たとえば親子で参加した場合、
子どもは紙の用紙にキーワードを書き、
保護者は同じ場所でQRコードを読み取る。
親子で、
「次は3番に行こう」
「キーワード見つけた!」
と一緒に回れます。
デジタルか紙かを参加者に選んでもらえば、主催者が参加者のスマホ所有状況を事前に把握する必要もありません。
紙との併用は、子ども向けイベント以外でも役立つ
スマホを使わない参加方法を用意しておくメリットは、子ども向けイベントだけではありません。
たとえば、
- スマホ操作に慣れていない人
- バッテリー残量が少ない人
- 通信環境が不安定な場所
- スマホを忘れた人
などにも対応できます。
「デジタルスタンプラリーだから全員スマホで参加してください」
と決めるのではなく、
デジタルを基本にしながら、別の参加方法も残しておく
という考え方です。
イベントでは、参加者の年齢や環境がさまざまです。
特に地域のお祭りや自治体イベントでは、こうした選択肢を用意しておくと参加しやすくなります。
Qみっけなら、スマホ参加とキーワード記入方式を併用できます
無料・登録不要のデジタルスタンプラリー作成ツール「Qみっけ」では、QRコードを使ったデジタルスタンプラリーを作成できます。
参加者は専用アプリをインストールする必要がなく、スマホのカメラからQRコードを読み取ってブラウザで参加できます。
さらに、スマホを持っていない参加者を想定して、キーワードを紙に記入して回るスタンプラリーを併用することもできます。
つまり同じイベントの中で、
スマホを持っている人
→ QRコードでスタンプを集める
スマホを持っていない人
→ 各スポットのキーワードを紙に記入する
という2つの参加方法を用意できます。
子どもは紙、保護者はスマホという使い方もできます。
Qみっけは主催者・参加者ともにアカウント登録不要で、スタンプラリーに必要な基本機能は無料で利用できます。
→ Qみっけはこちら
こんなイベントにおすすめです
スマホと紙を併用する方法は、特に次のようなイベントと相性があります。
- PTA行事
- 子ども会
- 地域のお祭り
- 自治体イベント
- 商店街イベント
- 学園祭・文化祭
- 親子向けイベント
- 公園や施設を回るイベント
特に「子どもから大人まで幅広い年齢の人が参加するイベント」では、参加方法を一つに限定しないメリットが大きくなります。
まとめ
デジタルスタンプラリーだからといって、参加者全員がスマホを持っている必要はありません。
方法はいくつかあります。
- 保護者のスマホを使って親子で参加する
- 1台のスマホを家族で利用する
- スマホを持っていない人は紙で参加する
- QRコードとキーワードを同じスポットに掲示する
特に子ども向けイベントでは、
「スマホを持っているかどうか」ではなく、「どちらの方法でも同じイベントを楽しめる」
ように設計することが大切です。
デジタルの便利さを活かしながら、紙という選択肢も残す。
それだけで、デジタルスタンプラリーをより多くの人が参加しやすいイベントにできます。
よくある質問
子どもがスマホを持っていなくてもデジタルスタンプラリーはできますか?
できます。保護者のスマホを利用する方法や、QRコードによるデジタル参加と紙へのキーワード記入を併用する方法があります。
デジタルと紙を同時に開催すると準備が大変ではありませんか?
QRコードを掲示する場所に紙参加者向けのキーワードも表示する方法なら、別々のコースを準備する必要はありません。同じスポットを利用できます。
紙参加のためにスタンプやスタンプ台は必要ですか?
必須ではありません。各スポットで見つけた文字やキーワードを紙に記入する方式なら、スタンプやインクを用意せずに開催できます。
子どもは紙、大人はスマホという開催方法もできますか?
できます。同じ場所を親子で回り、子どもはキーワードを記入し、大人はQRコードを読み取るという開催方法も可能です。


コメント